構造化データ
レシピ構造化データ
レシピ構造化データは、料理や飲み物の作り方など、レシピ情報の記事ページで有効となる構造化データです。各種情報をマークアップすることで検索結果からのクリック率を高めるためのリッチリザルトを実現できる可能性が高くなります。パンくずリスト構造化データなど、その他の構造化データと併記しても問題ありません。
必須プロパティ
image
完成した料理の画像URLを記載します。指定した画像を配置しているページのimgタグには必ず画像内容を説明する「alt」にレシピ名を入れましょう。Googleが正しく理解する手助けとなります。
画像の横幅×縦幅の比率は16x9、4x3、1x1 の高解像度画像(幅と高さをかけて 50,000 ピクセル以上の画像)を複数指定するよう、Googleのガイドライの説明にありますが、弊社知見では、指定は1つでもPC、スマートフォンのリッチリザルトでは、問題なく表示されることが確認されています。
name
レシピの名前を記載します。例)「さっくさくの鳥カツレシピ」。メタタイトル(meta title)の該当箇所のテキストで問題ありません。
推奨プロパティ
author
レシピの作者を記載します。個人名または運営組織名を入れます。
cookTime
実際に調理するのにかかる時間。必ず 下記のprepTime と組み合わせて使用します。時間の幅を指定することもできます。ISO 8601形式で記載します。
例)PT1H30M=1時間30分 ※PはPeriod、TはTime、HはHour(時間)、MはMinutes(分)を示す。PT1.5Hという書き方でも同義となります。
prepTime
準備にかかる時間。必ず cookTimeと組み合わせて使用します。時間の幅を指定することもできます。ISO 8601形式で記載します。
totalTime
料理の準備(prepTime)と調理にかかる時間(cookTime)の合計合算時間。時間の幅を指定することもできます。totalTime を使用するか、cookTime と prepTime を組み合わせて使用します。ISO 8601形式で記載します。
nutrition.calories
1 人分のカロリー数。
recipeIngredient
レシピに必要な材料。このプロパティは、Google 検索でのレシピの表示に関しては推奨。Google Home やスマート ディスプレイで Google アシスタントを使用する場合のガイダンスでは必須になっています。
recipeInstructions
調理方法。このプロパティは、Google 検索でのレシピの表示に関しては推奨。Google Home やスマート ディスプレイで Google アシスタントを使用する場合のガイダンスでは必須になっています。
recipeYield
レシピの分量(4 人分、4 個分など)。
datePublished
レシピが公開された日付。"2020-10-01"のようにISO 8601形式で記載します。
description
レシピの要約文。
recipeCategory
レシピの食事やコースの種類。例: 「夕食」、「前菜」、「デザート、スナック」。
recipeCuisine
レシピに関連付けられている地域。例: 「日本」、「東北」、「沖縄」
keywords
季節(「冬」)、行事(「クリスマス」)、その他の説明(「シェフ直伝」、「簡単」、「本格派」)などのレシピに関するその他のキーワード。recipeCategory または recipeCuisineで記載したものとは別のワードをいれます。
aggregateRating
レビューの評価、スコアを記載します。
video
料理の手順を解説する動画を配列として指定できます。
構造化データのマークアップ後
マークアップしたソースまたはページのURLをリッチリザルトテストツールを利用し、エラーの有無の検証を必ず行います。問題なければ、サーチコンソールで該当ページのインデックスをリクエストしましょう。
また、構造化データの推奨プロパティは、随時追加、拡充されていますので、Google検索デベロッパーガイドでの確認も必要です。